ベルセルク 平成の名作 オススメダークファンタジーマンガ

オススメ漫画

今回は「ベルセルク」を紹介したいと思います!

ベルセルク1巻より引用

目次

オススメポイント

ダークファンタジーマンガの始祖といえるほどの作品で緻密で壮大なストーリーを圧倒的な画力で描いており、ダークファンタジーマンガの始祖にして完成形といっても過言ではないと思います!

世界観もゴリゴリの中世ヨーロッパのような感じの中に違和感なくファンタジー要素が散りばめられているのでファンタジーマンガ好きにはたまらない内容です!

「鋼の錬金術師」のような王道ダークファンタジーが好きな方には超オススメですが、内容がとても過激なので大人向けかもしれません!

残酷で理不尽すぎる運命に立ち向かう主人公に心を打たれずにはいられない名作です!

どんなマンガ?

ベルセルクは1989年からヤングアニマルの前身の月刊アニマルハウスで不定期連載され、現在も連載中のマンガです!

作者は三浦建太郎先生ですが2021年に亡くなっており、ベルセルクの物語の途中で終わってしまったと思いかなりショックを受けました。

しかし、高校時代の親友である森恒二先生が約30年前にストーリーを聞いており、それをもとに三浦先生の弟子のスタジオ我画がマンガを描くことで2022年から連載が再開されています!

森先生は「ホーリーランド」や「自殺島」などの有名マンガを描いている方で、三浦先生が亡くなった時にこの二人の関係を知ってすごく驚きました!

こうして三浦先生が亡くなった後からは、原作・三浦建太郎、漫画・スタジオ我画、監修・森恒二で連載再開することになりました!

もう続きが読めないと思っていたのでめちゃくちゃ嬉しかったですね!

三浦先生が亡くなった後のベルセルクを読みましたが、全然違和感もないのでとても楽しみです!

基本的には完結したマンガを紹介しようと思っているのですが、どうしてもベルセルクをたくさんの人に知ってもらいたいので紹介させていただきます!

前置きが長くなりましたが、ベルセルクは中世ヨーロッパをモチーフにした剣と魔法の王道ファンタジーものです!

とにかくマンガとしてのクオリティが高く、複雑で緻密なストーリー、描き込まれた画、魅力的なキャラクターなど非の打ち所がないです!

1巻を読んでもらえればわかると思いますが、とても30年以上前の漫画とは思えないほどの画力です!

ストーリーも緻密に練られていて、30年以上前から最後までの構想を考えてストーリーを進めているのです!

物語はガッツという剣士が使徒と呼ばれる化け物を倒していくという内容なのですが、最初はなんでガッツが使徒に対してここまで憎悪の気持ちを持ち、ボロボロになりながらも戦うのかよくわかりません。

しかし、途中からガッツの過去の話が始まり、どういった経緯でガッツが使徒と戦うことになるのかが描かれます。

お生い立ちから始まる壮絶な人生を読むとガッツの憎悪、執念が理解できるくらいキャラクターの心情が描かれています!

最初はよくわからないことも腑に落ちないこともありますが、しっかりと伏線を回収して納得いくように作られたストーリーはさすがの一言です!

ストーリーも画も作り込まれてるので、少しグロい所、ムゴい所があるので、僕も中高生の時は面白さがあまりわからなかったのですが、大人になってから読むと細部まで考えられた内容、設定、世界観に引き込まれてどハマりしました!

常に絶望的な状況にいるガッツが普通に考えれば到底敵わないような敵に挑み、何度も死にかけながらも切り抜けてかすかな希望をもとに前に進んでいくのを見ていると何とも言えない気持ちになります。

好きなキャラ

僕が「ベルセルク」で一番好きなキャラはやはり「ガッツ」です!

ガッツは自分の身長よりも大きい剣を使い戦っています!

ここ20年くらいの身の丈ほどの剣を使うキャラはガッツがモデルになっていると勝手に思っています!笑

最初はまさに狂戦士といった感じで自分がどんなに傷ついても敵を倒し、誰も寄せ付けずに一人孤独に突き進んでいきます!

最初はすごく感じ悪い主人公だなと思ってしまいますが、ガッツの過去編を読むとそうなってしまった理由がわかります!

ガッツは幼少期は過酷で、幼い頃から傭兵として戦場で生きてきました!

子供の頃から裏切られ辛い思いをして誰も信用しない狂犬のようでしたが、グリフィスという男に出逢い「鷹の団」という傭兵部隊に入ってからは信頼できる仲間に出会って傭兵部隊の切り込み隊長として仲間から慕われるようになります!

しかし、順調だった鷹の団はある時から歯車が狂ったかのように全てが破滅に向かっていってしまいます。

ネタバレになるので詳しいことは言えませんが、ガッツとグリフィスのすれ違いから少しづつ悪い方向に話は進んでいきます。

最終的にはガッツは鷹の団から去りグリフィスは失脚してしまいます。

個人的にはこの部分は誰も悪くないと思いますし、ガッツとグリフィスのお互いの勘違いから生まれた悲劇だと思います。

しかし、これがきっかけで鷹の団はグリフィスのせいで団員はほとんど死んでしまいます。

ここのガッツやグリフィス達の気持ちや、感情は他のマンガでは表現できないような、何とも言えない切なさ、悲しさ、虚しさ、憎しみなどといった色々な感情が入り混じったものがあります。

この複雑な感情は天才・三浦先生にしか伝えられないような絶妙なニュアンスのものなので、ぜひ読んでいただきたいです!

まとめ

三浦先生が亡くなった今も全く完結の気配を見せない「ベルセルク」ですが、森先生とスタジオ我画の面々が意志を継ぎ、物語完結まで動いていただけることに感謝しています!

ぜひ、この天才三浦先生の遺作を読んでいただきたいです!

最後まで閲覧ありがとうございました!

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