今回は「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」を紹介したいと思います!
ドラゴンクエスト外伝 ロトの紋章1巻より引用
目次
オススメポイント
ドラゴンクエスト3の続編といった感じの物語でロト3部作をプレイしたことのある人にはどストライクでハマると思います!
それほどまでにドラクエに特化したファンタジーマンガで読む人を選ぶかもしれませんが、原作ファンを楽しませられるマンガです!
逆にドラクエを知らない人に読んでいただいてゲームに興味を持ってプレイして欲しいとも思えるほどに、原作の世界観をそのままにマンガに落とし込んでいる素晴らしい作品です!
どんなマンガ?
この作品は原作・設定川又千秋先生、脚本小柳順治先生、作画藤原カムイ先生が月刊少年ガンガンで1991年から1997年まで連載された作品です!
僕はマンガを読み始めて30年以上経ちますが、ドラクエ歴も30年以上あります!
そんな僕にとってこのマンガはもう最高でしかありませんでした!
「ダイの大冒険」もドラクエが元になっている大人気マンガで「ダイの大冒険」はオリジナル要素がかなり強い作品ですが、この作品はゲームのドラクエの続編のような内容になってます!
ドラクエを知っている方はわかると思うのですが、ゲームのドラクエのロト3部作は時系列順だと3→1→2の順になっています!
この「ロトの紋章」はドラクエ3から約100年後の世界が舞台です!(公式にはアイテム、呪文などは別のものとされています)
ゲームの原作のファンはこういうメディアミックス的なマンガやアニメなどには割と厳しい評価をしがちですが、このマンガは原作に準拠しつつオリジナル要素も面白くなっているので非常にオススメです!
物語は大魔王ゾーマを倒してロトの称号を継ぐ勇者の子のローランとカーメンがアレフガレドから地上に帰ってきて、二つに分けたロトの紋章を受け継ぎそれぞれが国を築きました。
そして、勇者の仲間の3人のケンオウ(剣王戦士フルカス、拳王武闘家フォン、賢王賢者カダル)は再び現れるであろう闇に対抗するために彼らの技を子孫に伝承していました。
ゾーマを倒してから100年後、世界は異魔神という新たな魔王に支配されそうになっていました。
ロトの子孫の国のカーメン城は魔王軍によって落とされるが、生まれたばかりの勇者の子孫アルスは家臣たちによって安全な聖域に逃げ延びます。
もう一つのロトの子孫の国ローラン城も魔王軍に落とされて、そこで生まれたばかりの勇者の子孫を奪われて、魔人王ジャガンとして異魔神の配下にさせられてしまいます。
それから10年後に生き延びたアルスがいる聖域の結界が魔王軍によって破られたところから本編はスタートします!
ここからアルスは3人のケンオウの子孫を探して魔王異魔神を倒す旅が始まります!
やはりドラクエのマンガなので勇者アルスは最初はレベルが低く弱いです。
しかし、修行や強敵との戦いを経て少しずつレベルアップして強くなっていきますし、強い武器や防具を手に入れて戦力アップしてどんどん進んでいきます!
仲間との出会いや別れを経験してアルスたちは打倒異魔神に向けて突き進んでいきます!
好きなキャラ
僕がこのマンガで一番好きなキャラは勇者アルスです!
最初は子供で弱いですがだんだん強く成長していく姿は、マンガですがまるでRPGゲームをしているかのような感覚で読むことができます!
生まれた時から不幸な境遇ですが勇者として責任感を持ち困難に立ち向かって打ち破っていく姿は、まさに勇気ある者です!
困っている人は見過ごせず、自分を犠牲にして戦い人々を救う姿はまさに勇者でかっこいいです!
それに加えてこのマンガの僕が好きなところに合体呪文というものがあります!
本家のドラクエにはない要素ですが、とても上手くできていて本家に逆輸入して欲しいくらいです!
右手と左手で別の呪文を唱えて合体させて放ちますが、例を出すとマヒャドとバギクロスで『氷刃嵐舞 マヒアロス』やイオナズンとベギラゴンで『閃吼爆裂 イオラゴン』などです!
他にもまだまだ合体呪文があるのでぜひ読んでみて下さい!
これはドラクエ好きにしかわからないかもしれませんがめちゃくちゃワクワクしますよ!
まとめ
今回はドラクエ好きに向けた感じのマンガ紹介になってしまいましたが、ドラクエを知らない方も王道ファンタジーマンガとして楽しめると思うのでぜひ読んでみて下さい!
僕はドラクエファンでもあるので、このマンガを読んだことがきっかけでドラクエも好きになってくれたら嬉しいです!
最後まで閲覧ありがとうございました!
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